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Facebookアカウント制限の悲劇。新規開設でSNS運用0から始める

Metaアカウント機能制限の八方塞がり

Metaアカウント(Facebookのアカウント)の一部機能がしょーもない理由でBANされていることに気づきました。

Facebook・Instagramの複数アカウント管理と予約投稿が使えるMeta Business Suiteから、新しくアカウントを追加しようとしてもエラー。削除しようとしてもエラー。対応方法に誘導されて実行しようとしても「対応期日が過ぎているからダメ」という返答です。完全に八方塞がり状態でした。

サポートに連絡してみたところ「身に覚えがない広告操作の影響でBANされており、アナウンスに従っても解除不可能」という答えが返ってきました。結論は「新しくアカウント作り直したほうが早い」。えぐいですね。

アカウント制限がかかると再利用は困難

アカウント利用制限がかかると、2週間以内に「再利用の手続き」を踏む必要があるというルールがあります。今回はその期限を過ぎていたため、再利用は不可能でした。これを再開するのはサポートからでも不可能だと、アメリカのサポートが明言しています。ちなみに、日本法人は国内のサポートを実施していないことをここで初めて知りました。

今までのアカウントは消したほうが衛生上も良いと判断し、都合もいいので全て作り直すことにしました。

Metaエコシステムの総括と新しい出発

Metaの総合的なTOPアカウントはFacebookを登録したものなので、Instagramのアカウントはそのままでもよかったんです。しかし、このアカウントはラーメンの画像をアップして獲得したフォロワーで、それ以外の反応がほぼゼロでした。有用性が全くない状態だったため、別ジャンルへの展開も元のユーザーインタレストと乖離しすぎていて伸びようがありません。未練なく消すことにしました。

ここから思いついたのが、新しいチャレンジです。

「新しくSNSをはじめてフォロワー100人到達できるか?with GenAI」

このチャレンジを実行することにしました。

GenAIと人間が協力するSNS運用の実験

GenAIにフォロワー獲得のノウハウと投稿スケジューリングを考えてもらい、本当に普遍的な一般人には難しいフォロワー100人をゼロから始める場合、GenAIのアドバイスに従う━━もしくは全て一任したら到達は可能なのかを試したいと考えました。

GenAIはあらゆる答えを提示してくれます。それは正解に限りなく近い物が多いですが、中には「それ違うんじゃない?」な答えもあります。総合的に見れば「有用」であることに違いはありませんが、ことマーケティングの実行力においては人間が実行する必要があったんです。

SNSの投稿文を考えてくれるのはAIですが、投稿の行動をするのは人間。最終的な判断はこちら側にいつもあります。この人間とAIの協業がどこまで成立するのか、その検証をしたいというわけです。

結論:AIとの新しい関係が始まる

既存のSNSアカウントが制限される苦い経験になりましたが、これをきっかけに新しい運用手法を試せる機会が生まれました。

GenAIのノウハウを活用しながら、人間の実行力と最終判断で、本当に「0から100人」が到達可能なのか。その答えを自分たちの手で確認する。これが今回のチャレンジの本質です。