浜松市にお住まいの子育て世帯の皆さん、最近始まった新しい支援制度をご存知ですか？
「子供に習い事をさせたいけど、家計が厳しくて…」 そんな悩みに寄り添うような、画期的な事業が令和6年10月からスタートしています。その名も「浜松市こども習い事応援事業」。
今回は、この事業の詳細を中心に、浜松市が展開している「知らなきゃ損する」子育て・生活支援策をまとめてご紹介します。
1. 浜松市こども習い事応援事業
これは、経済的な理由で「やりたいこと」を諦めてしまいがちな子供たちのために、市が習い事費用を助成してくれる制度です。
まさに、「すべての子どもたちに配られる、未来へのパスポート」。 家庭の経済状況という壁を越えて、スポーツや文化活動、学習塾など、子供たちが広い世界へ飛び立つためのチケットとなるものです。
具体的に何がもらえるの？
対象となる児童1人につき、**年間12万円分（月額1万円相当）**の電子クーポンが交付されます。 月1万円あれば、スイミングスクールやサッカー教室、書道教室などの月謝をかなりカバーできますよね。
対象となるのは？
以下の条件をすべて満たす世帯の、小学4年生から6年生の保護者が対象です。
- 浜松市内に住民登録があること。
- 生活保護世帯、または児童扶養手当の全部支給を受けている世帯であること。
何に使えるの？
市に登録された「参画事業者（教室など）」への支払いに利用できます。
- 入会金、月謝、受講料
- 試験料、学力テスト料
- 教材費、道具代、ユニフォーム・制服代（※教室へ支払うものに限る）
- 通信費、送迎費用
利用期間
令和7年4月から令和8年3月までの費用に対して利用可能です。
この制度の素晴らしいところは、単にお金を配るのではなく、「子供の体験」に投資している点です。このクーポンを通じて得た経験や自信は、子供たちの将来の自立に向けた大きな財産になるはずです。
2. 結婚新生活支援補助金
これから子育てを始める若い世代への支援も手厚くなっています。それが「結婚新生活支援補助金」です。
助成内容
結婚して新生活を始めるには、新居の契約や引越しなど、まとまったお金が必要です。 浜松市では、要件を満たす新婚世帯に対し、家賃や引越費用などを最大60万円まで補助してくれます。
60万円といえば、初期費用の大部分を賄える金額です。「お金がないから結婚に踏み切れない」というカップルにとって、強力な後押しになるでしょう。
浜松市は「子育て」に本気です
今回紹介した「習い事応援事業」や「結婚新生活支援補助金」以外にも、浜松市は様々な支援策を用意しています。
行政の支援制度は「申請主義（自分から申し込まないと貰えない）」が基本です。 広報はままつや市のホームページをこまめにチェックして、使える制度は賢く利用していきましょう。子供たちの笑顔と、パパ・ママのゆとりある生活のために、行政のサポートはフル活用すべきです！