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浜松市民の雪事情と路面凍結リスク:20年の運転経験から

浜松市で雪が降ることは「1年に1回以上あれば多いレベル」です。

雪が積もるのは(うっすらでも)「4年に1回あればすごいレベル」です。

大寒波が来ると、北側の山間部(天竜区など)はふつうに雪は降るし積もります。 ━━が、市街地(旧浜松市域)では芝生や屋根に積もるくらい。もし積雪数cmになったら「この世の終わり」レベルかもしれません。

雪国の方からすれば”よくある光景”なんですが、静岡県の太平洋側において雪が積もること自体が、異常気象を実感できるレベルの出来事なのです。

それくらい、私たちの街では雪は積もりません。

雪がちらつくだけでトレンドに上がる町

浜松市で生活していて、これまで雪が積もるとか路面凍結したことは何度かあります。 記憶にある限り、そのレベルに到達するのは6年スパンで1回あるかどうかくらいかな。 朝起きて外が銀世界になるのは、4年に1度開催されるオリンピックよりも少ないかもしれない。

雪に慣れてない町のデメリット

それだけ雪に悩まされない地域ですが、最大のデメリットとリスクは「県民が雪に慣れてなさすぎて、1cm積もれば事故と渋滞が当り前に発生する」ことです。

スタッドレスタイヤを履く必要が普段はない地域ではあるものの、1年に1回は雪がちらつき、-2度くらいまで冷え込んで路面凍結するチャンスは必ず1回は訪れます。 浜松市でこの天気なら、日本海側はヤバい大雪になっていることが通例ですね。

浜松で路面凍結は大抵ブラックアイスバーンになる

雪が積もって道路が真っ白になるのは、私の記憶でも「10年に1度レベル」がしっくりくる頻度です。

深く積もることがないので、雪かきが必要な事態にはなりませんが、逆に厄介なのが「ブラックアイスバーン」です。

これは、アスファルトの表面に薄い氷の膜が張る現象で、見た目はただの濡れたアスファルトに見えるため、非常に危険です。浜松は「遠州のからっ風」が強く吹くため、放射冷却と相まって路面が凍結しやすい条件が揃うことがあります。

この状態になると、チェーンを巻いていても滑りますし、スタッドレスタイヤでも過信は禁物です。それなりに滑ります。

これを理解していないから、「スタッドレス履いてるから余裕」と調子に乗っていつも通りのスピードで走り、交差点やカーブで止まれずにスリップ事故を起こしてしまう人が後を絶ちません。

橋の上は特に注意

浜松市には天竜川をはじめとする多くの川が流れており、橋も多いです。 橋の上は地面の熱が伝わらないため、風で冷やされて他の場所よりも圧倒的に凍結しやすいです。

一般道が大丈夫でも、橋の上だけ凍っているというパターンは「浜松あるある」の危険ポイント。橋の手前では十分減速することが鉄則です。

路面凍結になる目安の気温

橋の上は氷点下になると凍結します。なので最低気温予想が「0」の時は要注意。でも道路部分は地熱があるのでまだ大丈夫。

道路が全面凍りやすくなるのは「-2度」から。

-1度でも日陰部分とか車が通りにくい場所は、凍りやすいので注意しましょう。もちろん路面が濡れてなければセーフ。

でも近年は、マフラーから水を出しやすい車が多いので、車が多い交差点は逆に注意が必要になります。深夜になるほど凍結リスクは上がっていくので、スピードの出しすぎは注意しましょうね。

雪に弱い浜松市民の運転特性

浜松市民(というか静岡県西部民)の多くは、ノーマルタイヤで冬を越します。 そのため、いざ雪が降ったり路面が凍結したりすると、以下のようなカオスな状況が発生します。

  1. 超低速運転: 怖くて時速20km以下で走る車が続出。
  2. 立ち往生: 坂道で登れなくなるノーマルタイヤ車。
  3. 無謀な運転: 4WDやSUVなら大丈夫と勘違いして飛ばす車。

「自分は大丈夫」と思っていても、周りの車がスリップして突っ込んでくる可能性もあります。「もらい事故」のリスクが跳ね上がるのが、浜松の雪の日です。

まとめ:備えあれば憂いなし、でも過信は禁物

浜松市での雪や路面凍結は、頻度こそ低いものの、起きた時のインパクトは絶大です。

  • 天気予報で「雪」や「氷点下」の予報が出たら、運転を控えるのが一番の安全策。
  • どうしても運転が必要なら、スタッドレスタイヤやチェーンの準備を怠らない。
  • 「ブラックアイスバーン」と「橋の上」の凍結には最大限の警戒をする。

「めったに降らないから」と油断せず、万が一の時に冷静に対応できるよう、心の準備と車のメンテナンスをしておくことが大切ですね。