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Hugoから乗り換えて正解だった。生成AIをフル活用してAstroサイトを作成した話

私が静的サイトHugoからAstroへ「引っ越した」理由

最近、生成AIが手足のように動かせるようになってから、SSG(静的サイトジェネレーター)でサイトを作るのが楽しくて仕方ありません。

もともとこのブログはHugoで作っていたんですが、少し欲が出てきたというか……。 「もっとリッチなことがしたい」「ウェブアプリ的な機能も混ぜたい」と思い始めたんですよね。

そこで白羽の矢を立てたのが、 Astro でした。

IPAの分厚いテキストを「アプリ」で軽くしたい

さて、今回作成したのはIPA(情報処理推進機構)の資格試験対策サイトです。

ITパスポートや基本情報をはじめとしたIPAの試験。 本屋に行くと、驚くほど分厚いテキストが並んでいますよね。 支援士のテキストなんて、もはや鈍器ですよ……重すぎる。

最近、IPAの試験がほぼすべてCBT方式(PCでの受験)に切り替わりました。 なら、学習環境もPCやスマホに最適化したほうがいいんじゃないか? と思ったのがきっかけです。

「分厚いテキストをめくるより、隙間時間にスマホで過去問をポチポチ解ける環境を作りたい」

そう思って、出題アプリを内蔵したサイトを作ることに決めました。

スマートフォンが本の影を落とす、デジタルへの移行を象徴するイメージ

AIをフル活用した「爆速」開発体制

今回は「自分でコードを書く」というより「AIと対話して形にする」スタイルを貫きました。 使ったツールはこんな感じです。

  • Gemini / Antigravity: 司令塔。Astroの設計から記事作成まで。
  • Claude Opus: コーディング担当。安定感が抜群。
  • GeminiCLI: 大量処理担当。100問以上の問題を一気に生成。
  • Python / React: テキスト化とUIのパーツ。

AIとスクリプトの連携プレー

開発はまさに「 AIエージェントとのセッション」でした。

PythonでPDFからテキストを引っこ抜き、それをGeminiに食わせて問題データに変換。 Astroの面倒なパラメータ設定はAIに一任し、自分は「どんな体験を作りたいか」に集中する。

構想は1月頃でしたが、実質的な開発は1月末から。 気づけば2月22日の「猫の日」には、全自動デプロイまで含めて完成してしまいました。 AIがいなければ、数ヶ月はかかっていた内容だと思います。

AIモデルを「性格」で使い分ける贅沢

面白いのが、モデルによって「得意な役割」が明確に違うことですね。

コーディングのエラーを減らし、スッキリしたUIを作るなら Claude Opus 。 爆速で大量の処理を回し、全体の骨組みを組むなら Gemini 3.0 Pro / Flash

特にFlashモデルは、プロンプトさえしっかりしていれば、驚くほど高精度な処理を低コストで返してくれます。 GeminiCLIを使って、タイトルを100個ブワーッと生成する時の爽快感は異常でした(笑)。

複数のホログラフィック画面が接続された未来的なワークスペース

方法論だけでなく「体験」そのものを届けたい

よく「AIでLP(ランディングページ)を作ろう!」なんて動画を見かけますが。 私はいつも「中身(コンテンツ)はどうすんねん」と思っていました。

今回作った「Syllabus Hack」は、単なる情報の羅列ではありません。

AIを使ってどう効率化するかという「方法」と、実際に動くアプリという「体験」。 その両方を1つにパッケージすることを目指しました。

個人開発は、AIという翼を得て、今や「不可能」の境界線がほとんど消えかけています。 皆さんも、自分の中の「あったらいいな」を、AIと一緒に形にしてみませんか?

それでは。