セブンの弁当箱は本当に上げ底なのか?その機能とメリットに注目

セブンイレブン弁当の上げ底は本当に悪なのか?その機能とメリットに注目

セブンイレブンの弁当における「上げ底」問題は、SNSなどで多くの批判を受けてきました。

しかし、果たして本当に「悪」なのでしょうか?

この記事では、中立の立場から「上げ底」の背景にある意図やメリットを掘り下げていきます。

目次

上げ底が「悪」に見える理由はセブンの説明不足では?

まず、「上げ底」が悪く見える主な理由は、消費者に対する説明不足があります。

消費者は、見た目のボリュームに対して実際の内容量が少ないと感じると、「詐欺的だ」と思ってしまうことが多いです。

しかし、実際にはこの「上げ底」形状にはいくつかの重要な理由が存在します。

例えば、上げ底に見える容器は、電子レンジでの加熱をしやすくするために設計されたもので、底が高くなると容器全体に熱が均等に伝わりやすくなり、食材がムラなく素早く温まるよう工夫されているのです。

この工夫により、消費者が家庭や職場で弁当を温めた際も、均等に温められ、美味しく食べることができるようになっています。

輸送する時に潰れにくい工夫をした結果説

さらに、上げ底の形状は持ち運びの利便性や強度の向上にも寄与しています。

容器全体に凸凹を入れた構造にすることで、輸送中の衝撃に強くなり、商品の品質を保ちながら消費者の元に届けることが可能です。

これらの点を考えると、単に「量が少ないから悪い」とするのは不公平であり、むしろ消費者にとっての利便性を高めるための工夫を優先しているのだと分かります。

消費者満足度を高めるための工夫

上げ底には、見た目のボリューム感を演出するという目的もあります。

見た目に満足することで、食べる前からの期待感が高まり、実際の味わいにも良い影響を与えるとされています。

セブンイレブンはこうした消費者体験を重視しており、見た目の工夫を通じて食事全体の体験価値を向上させることを目指しています。

ただ、それを説明する場がコンビニにありません。

それに、SNSで騒がれる問題にも公式から弁明や反論をしてないことから、ユーザーを騙す形でそうした形状にしていると思われても仕方ありませんよね……。

社長の会見で感じた「実は悪者かも」という印象

先日、こんな記事がアップされました。

セブンイレブン井阪社長の会見において、弁当箱の上げ底問題を追求したら、逆ギレするかのような反論をしました。

この発言がガチのオンレコなら、私のように上げ底の理由もわかるタイプの消費者も、「実は悪者かも」と感じるのも当然です。

会見での発言がやや防御的であり、「本当に上げ底になっていますか?」といった言い回しが、逆に疑念を強めてしまった側面があります。

セブンイレブンの弁当はコンビニ業界でもっとも美味しいと評判ですし、利用者を最大限満足させるための施策をした結果だと説明しつつ、過去の弁当と容量自体を比較するなど、ちゃんとしたエビデンスで反論すべきでしたね。

こうした発言は、消費者に対して透明性が欠けているように感じさせ、疑問を持たれる原因になっても仕方ありません。

まとめ:説明と透明性の重要性

セブンイレブンの「上げ底」弁当には、消費者の利便性や満足感を高めるための多くの工夫が施されています。

しかし、その意図が十分に伝わっていないために、批判の対象となっているのも事実です。

個人的にはコンビニだけでなく、スーパーなどの弁当も量が多すぎると感じているので、国民の食べ過ぎを抑えるためなど、栄養管理もちゃんと考えているから減らしたました━━みたいな説明をしてくれれば、納得する人も多いのではないでしょうか。

企業としては、消費者に対して透明で分かりやすい説明を行うことで、こうした誤解を解き、より信頼されるブランドとなることが求められています。

セブンイレブン弁当の上げ底は本当に悪なのか?その機能とメリットに注目

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