2024年は世界中でやっぱり暑かった

2024年の夏もようやく終わったと実感する10月、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今年もやっぱり暑かったですが、どうやら世界中も驚くほど暑かったようです。

世界的に記録的な暑さが見通されたらしく、うれしくないニュースですよね……。

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2023年よりも2024年は世界中で暑かった

2024年は、過去最高の気温を記録する年となる可能性が極めて高いことがわかりました。

欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」が発表したデータによれば、すでに1~9月の時点で、昨年よりもさらに高い気温が観測されています。

このまま10~12月に大幅な気温の低下がなければ、2024年は「地球上で最も暑い年」として記録されることがほぼ確実です。

気候変動はなぜ止まらない?わかりやすく解説

気候変動、または地球温暖化とは、私たちの生活や産業活動によって放出される温室効果ガス(主に二酸化炭素やメタン)が大気中に蓄積し、地球の平均気温が上昇する現象です。

この温室効果ガスは、太陽からの熱を地球の大気内に閉じ込め、自然な気温調整のバランスを崩しています。

例えば、化石燃料を燃やすことで大量の二酸化炭素が排出されます。

これが大気中に蓄積され、地球の温度を徐々に上げているのです。さらに、森林の減少や農業活動も温暖化を進行させています。

結果として、氷河が溶けて海面が上昇し、極端な天候現象が頻発するなど、私たちの生活に大きな影響を与え始めています。

このままでは、気候変動は私たちの未来をさらに深刻なものにする可能性があります。

森林を増やすことが最短の解決策らしい

気候変動対策は、CO2排出削減などカーボンニュートラルが政府目標とされています。

産業革命以降、工場が排出する二酸化炭素が主な原因とされています。

なら━━排出量を抑えればいいのではないか?と、近年はエネルギー効率を見直すことで、工業が排出する二酸化炭素量はグっと減り、特に日本は世界的にも最先端なほど削減に成功しています。

ただ、根本的な解決方法に「森林を増やす」ことが忘れられています。

光合成は、植物が太陽光をエネルギーとして利用し、CO2と水から酸素とグルコースを生成する化学反応です。

この過程が植物の成長にとって非常に重要であるため、次のようなテーマに関する研究が行われています。

光合成と二酸化炭素の関係
  • 二酸化炭素濃度と植物の成長:CO2の増加が植物の光合成効率や成長速度に与える影響に関する研究。
  • 植物の炭素固定メカニズム:CO2を有機化合物に変換するメカニズムの詳細についての研究。
  • 温室効果とCO2濃度の変化が植物の成長に与える影響:地球温暖化に伴うCO2濃度の上昇が、作物や野生植物の成長に与える影響を評価する論文。

Smith, W. K., Vogelmann, T. C., & Critchley, C. (Eds.). (2004). Photosynthetic Adaptation: Chloroplast to Landscape. Springer Science & Business Media.

気候変動は決して遠い問題ではなく、私たちの毎日に直接関わる課題です。明日の地球のために、私たちが今日できることを一つずつ始めましょう。

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