年末になると、子どもはウキウキで大人はソワソワ。
お年玉の金額はいくらが最適なのか━━みたいなポストが目立つ時期になりました。
2025年のお年玉事情にどんな傾向があるのか。
それを調査した結果がありましたので、どんな傾向があるのかなといっしょに分析してみましょう。
2025年のお年玉はキャッシュレスでもらいたい人が3割越えらしい
お年玉調査の記事はこちらです。
株式会社インテージが行った調査で、全国の15~79歳までの男女(5,000人)を対象にしています。
この人数規模は珍しく、SNSでアンケート取るより信頼性が高いでしょう。
冒頭には「要点」があり、傾向と金額がひとめでわかるありがたい構成です。
[ポイント]
・「お年玉をスマホのキャッシュレス決済でもらいたい」人は、初の3割越え
・あげる人、9割以上は「現金での手渡し」を予定。「スマホのキャッシュレス決済」は、「振り込み」にも及ばず
・「予算の総額」は昨年から微減の24,775円。2年連続の増加はならず
・お年玉をあげる1人当たりの金額、小学校高学年は「4,001~5,000円」、高校生は「9,001~1万円」が最多
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000248.000036691.html
お年玉の金額自体は、現在のあげる側が子どもの時代と、大して変わってない気もする。
大きく変わったのは「渡す方法」かと。
キャッシュレス決済でもらいたいと回答した人が30%を越えており、電子ウォレットにチャージする手間を省けるから━━の思惑もありそうですね。
7割は現金でもいいしどちらでもいい派
キャッシュレス派が3割越えても、7割は現金でいいし、もしくはどちらでもいい派になります。
実際、遠方の相手には「振り込み」のほうがコスパは良い。
振り込みは手数料がネックだけど、交通費なりを考慮すると、振り込みを選択したほうが賢い場合もあります。
キャッシュレスは残高内なら手数料無料も多いし、同サービスや提携しているなら無料もあるので、銀行振込よりは柔軟性があったりしますね。
あげる側がキャッシュレス決済を利用しない理由
ページの「図表6」にあるデータに、お年玉をあげる側がキャッシュレス決済を利用しない理由がまとめてあります。
この理由がなかなかおもしろい。
- 現金の方がもらったという実感がわく:41.5%
- 現金の方がありがたみが伝わる:39.8%
- 現金で渡すのが伝統:30.0%
- 現金の方がうれしさが大きい:24.5%
- 渡した時の子ども・孫の表情・笑顔が見たい:21.9%
- 子ども・孫がスマホを持っていない:14.8%
- 自分がスマホのキャッシュレス決済に慣れていないから:10.2%
- スマホのキャッシュレス決済だと情緒がない:9.6%
- 子ども・孫がスマホのキャッシュレス決済に慣れていない:5.3%
- その他
「現金の方が━━」の項目が目立ちますね。
対面で渡すことで笑顔を見たい理由も、なんだか泣けてきちゃいます。
とはいえ、リアルもデジタルも等価だから、どちらもお金に違いないわけで、そこを理由にする意味が未だに理解できないんですよね。
「ありがたみ」ってなんだよと。
現金もデジタルも「使えば無くなる」のに
キャッシュレスの話題になると、残高が無尽蔵にあるかのような「使いすぎ」に焦点が当たることが多い。
キャッシュレスは基本的に、口座かクレカか現金からチャージするかの選択です。
ようは「財布に入っている金額」と同じ扱いで、残高以上を使うことはできません。
キャッシュは現金の意味があって、レスは必要ないって意味だから、キャッシュレス自体は「材料を必要としない貨幣」みたいな立ち位置です。
そこの価値に差があるなら、キャッシュレスで取引すると余計に支払う必要があってもおかしくないんじゃないかなと思うわけです。
よくいわれる、”ありがたみがあるなら”。
配信やっている子どもに赤スパ投げちゃう?
子どもや孫が何をやっているか気になるなら、配信で収益化しているなら、赤スパ投げちゃうと提案してみましょう。
ネット上の活動を追うことができるし、なんなら配信のたびに投げ銭して応援することもできちゃう!
InstagramやTikTokはライブ配信すれば、誰でもギフトで収益化するのは簡単。
なので、個人アカウントを特定してセキュリティが安全か見守る手段としても、現金ではなくキャッシュレスでお年玉をあげる選択を取るのもアリなんじゃないかと思います。
子どもや孫のライブを見る過程で、他の配信にも興味がわくかもしれませんね。
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