こんにちは!
最近、ネットやニュースで「シングルマザーが今の給与では生活できない」という記事をよく目にしませんか?
「あー、大変そうだな」と思う一方で、「これって本当に社会のための報道?それとも話題づくり?」なんて疑問も湧きますよね。
この記事では、シングルマザーの報道がどんな意図で作られているのか、その「ウラ」と「オモテ」をわかりやすく解説します!
20~30代のみんなが抱きがちな疑問にも答えるよ。
シングルマザー報道の「オモテ」:社会のための報道
まずは、「社会に貢献したい!」というオモテの目的から見てみましょう。
1. 社会問題を広めるため
シングルマザーが抱える課題を、世間に知ってもらうことが目的です。
たとえば━━
- 低賃金での生活の厳しさ
子どもの教育費や医療費が捻出できない現実。 - 支援制度の不足
日本ではシングルマザー支援がまだ不十分な部分が多い。
「こんな問題がありますよ!」と声を上げて、政府や社会が動くきっかけを作ろうとしているんです。
なった「現役世代の手取りアップ」はさらに加熱するかもしれません。
2. 政策に影響を与えるため
報道がきっかけで、実際に制度が改善された例もあります。
- 児童手当の増額:報道や世論の後押しで改善された政策の一例。
- 女性の雇用支援:シングルマザー向けの職業訓練や給付金の導入。
こういう記事がなければ、問題が埋もれてしまう可能性もあります。
だからこそ、意義のある報道なんだよね。
一つのブログが国会を揺るがした事例も
政府を動かした代表的な例は、「保育園落ちた日本死ね!!!」のブログ記事です。
……とはいえ、根本的な問題の解決に至ってはないんですよね。
国会は法令の取り決めが主軸だから、「保育園に落ちないようにする」政策を実行するのは、県知事であり地方自治体です。
ただし、選挙前は票田を確保したいのが議員ですから、選挙前にこのようなアピールをすると効果的です。
2025年は参議院選挙が行われるので、手取りアップしたい方々は、声高くアピールし続けるべきだと思います。
シングルマザー報道の「ウラ」:共感でバズらせたい意図も?
一方で、ニュースや記事が全て社会のためかというと、そうでもない場合も。
「これ、インプレッション稼ぎじゃない?」と思える部分も見えてきます。
1. 共感を狙ったストーリー構成
ニュース記事の見出しは、悲痛で感情に訴える内容が多いのも事実。
例えば━━
- 「シングルマザー、月収15万円では子どもが進学できない!」
→ こういうタイトルは衝撃的でクリックしたくなるよね。 - 個人の体験談を強調
「ご飯を子どもにだけ食べさせている」という涙を誘うエピソードが多い。
でも、データや背景がないと、結局「かわいそう」で終わっちゃうことも。
かわいそうと思った感想って、誰かに共有したくなりませんか?
Yahooニュースではコメント数がわかるんですけど、読者心理に訴えかける記事タイトルは、コメントが異様につくんですよ。
この構図は新聞やニュースから続いていますが、ウェブサイトも「広告収益」というスポンサーがいるため、同じことが繰り返されていると予想できます。
2. センセーショナルなタイトルで話題づくり
世の中には、タイトルで人を釣る「釣り記事」みたいなものもあります。
わかりやすくいえば、内容はペラペラだけどタイトルが大げさなタイプ。
- 「シングルマザーの苦悩」
- 「日本の貧困の現実」
これらのタイトルは、問題の根本よりも感情的な反応を誘うことが目的の場合も。
内容は実際その目にあっている人を取材した内容だけど、大勢の中から選ばれたたった1人の稀有な事例を取り上げることもあります。
政治は大多数がふつうに暮らせることが理想です。
でも、当人に目標意欲がなかったり、現状を打開する政策や支援があるにも関わらず、それを利用しようともしない例も見受けられます。
そのような記事は、SNSでの拡散や、広告収入を稼ぐための意図が感じられます。
じゃあ、どう見分ければいいの?
全ての報道が「ウラ」だけではないし、「オモテ」だけでもありません。
ニュースを見るときに意識するといいポイントをまとめました!
1. データが載っているか?
感情的な内容だけじゃなく、具体的な統計や制度の説明があると信頼度アップ。
例えば、「シングルマザーの平均年収は243万円」という数字があると現実味が増します。
2. 問題の背景を説明しているか?
悲痛な記事は”体験談だけ”なのが多すぎるんですよ。
単なる体験談だけでなく、「なぜこうなったのか」「どう改善すべきか」が語られている記事が理想だと思いませんか?
むしろ取材した人が、対象を救う方法を考えて記事にして、実行にうつしたら1人の人生を救った!みたいな内容が理想かなと思います。
3. 政策提案があるか?
「こんな政策が必要だよね!」と、具体的な解決策に触れているかどうかもチェックポイント。
ニュースは事実を報道するので、改善の提案まで触れることは稀です。
話題に取り上げても、政府の批判をするばかりで、改善策を議論しないのは生産的ではありません。
結局のところ、人を動かすのは人ですよね。
助けて欲しいと願う人と、助けたいと行動している人がマッチングすることが重要ではないかなと。
報道の本質を見極めよう
報道には、「社会を変えたい」というオモテの意図と、「注目されたい」というウラの意図が混在している場合があります。
でも、どちらか一方が悪いというわけではありません。
むしろ、感情的な記事をきっかけにして、真剣な議論が生まれることもあります。
「この記事はどっちの意図が強いかな?」と考えるだけで、報道の見方が変わるはず!
まとめ:感情だけに流されないで!
シングルマザーの報道は、社会問題を広める重要な役割を果たす一方で、感情に訴える記事も少なくありません。
ニュースを見るときは、自分の目で「オモテ」と「ウラ」を見極めることが大事です。
もし「これ、問題だな」と感じたら、自分から情報を発信してみるのもいいかも!
一歩ずつ社会を変える力になれるかもしれませんよ。
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