Blueskyのユーザーが増えてるみたいだけど運営は大丈夫だろうか?

こんにちは!最近話題のSNS、Blueskyをご存じですか?

登場時から、Twitterライクな見た目と機能性から、「Twitter(現:X)の対抗馬」として注目を集めていました。

最近Xに大きな動きがありまして、それは「コンテンツを生成AIの学習に行う」的なガイドラインを発表したことです。

これにより、Xを利用している研究者やイラストレーターなど、生成AI学習に反対するユーザーたちが、軒並みBlueskyに移行したことで、Blueskyのユーザー数が急増しているとか。

でも、「広告なしで運営してるらしいけど、それって大丈夫なの?」と思う人も多いはず。

この記事では、Blueskyの運営がどうやって成り立っているのか、わかりやすく解説します!

目次

BlueskyってどんなSNS?

Blueskyは、もともとTwitterの創設者の1人、ジャック・ドーシーさんが関わって作られた新しいSNSです。

一番の特徴は、「分散型」という仕組みを採用していること。

簡単に言えば、データの管理やサーバーの負担を分け合う設計になっているんです。

従来のSNS(例:Twitter)は、全てのデータやシステムを1つの運営会社が管理します。

でもBlueskyでは、ユーザー自身がデータを管理できたり、他のサーバーに引っ越しできたりします。

こうすることで、1つの会社にすべての負担が集中しない仕組みになっています。

広告がないって本当?どうやって収益を得ているの?

Blueskyは、現在広告を全く掲載していません。

「え、じゃあどうやってお金を稼いでるの?」と思いますよね。

Blueskyの運営は以下の方法で成り立っています。

1. 投資家からの資金調達

Blueskyは設立当初から、投資家から多額の資金を集めています。

例えば、2023年には800万ドル(約12億円)、2024年には1,500万ドル(約22億円)を調達しました。

このお金で、サーバー維持や機能開発を行っています。

2. 有料機能の提供

現在は試験段階ですが、以下のような有料サービスを導入予定です。

  • カスタムドメイン:プロフィールURLを自分好みに変更できるサービス。
  • プレミアム機能:特別なカスタマイズや高品質な投稿機能を有料プランとして提供。

これらの仕組みで、広告に頼らない収益モデルを目指しています。

分散型って、サーバー費用の面で有利なの?

「分散型」という仕組みのおかげで、Blueskyの運営負担はTwitterなどの中央集権型SNSに比べて軽くなっています。

なぜなら、データを管理するサーバーが分散されているからです。

Blueskyの分散型SNS運営
  • 分散型の仕組み:一部のデータをユーザー自身が管理したり、別のサーバーに保存したりできます。これにより、Bluesky自体の負担が軽減されます。
  • 中央集権型と比較:Twitterは全データを自社で管理するため、サーバー費用が膨大です。それに比べるとBlueskyはコストを抑えられています。

ただし、急激なユーザー増加に対応するため、Bluesky自体のサーバーも増強が必要になる場面があるので、完全に「問題なし」とは言えません。

ユーザーが急増すると運営にどんな影響がある?

ユーザー数が急増すると、以下の課題が考えられます。

1. サーバーの増強が必要

たとえ分散型でも、一定数のユーザーはBlueskyのメインサーバーを利用します。

そのため、ユーザーが急増すると運営側のサーバー負担も増えます。

これに対応するために資金や技術力が必要です。

2. 資金調達の持続可能性

広告がない分、Blueskyは投資家の支援や有料サービスの収益に依存しています。

もともと広告を掲載せず、無料なのがウリなSNSです。

それは有料にシフトしだすと、「これならXでもよくね?」と気付いたユーザーが、離れていく可能性も捨てきれません。

有料サービスが成功し、安定して続けば問題ありませんが、予想以上に収益が上がらない場合、運営が厳しくなる可能性も。

ひとつ大事なことは、ユーザーに対して誠実な運営をすることでしょう。

X(Twitter)との違いは?

BlueskyがXと違う点を簡単にまとめると……

  • 広告がない:タイムラインに広告が表示されず、純粋に投稿だけを楽しめます。
  • データの管理が自由:ユーザーが自分のデータを他のサーバーに移行できる仕組み。
  • フィードのカスタマイズ:自分だけのタイムラインを作る機能があり、興味のある投稿だけを見やすくできます。

これらの違いが「新しいSNS体験」として注目されています。

フィードのカスタマイズは「リスト機能」と似ており、「自分が見たいユーザーや物事」に絞れるので、安全な情報収集に役立ちます。

ハッシュタグ+フィードみたいなもので、限定された話題に興味を持つユーザーがそこに集まるわけなので、交流もしやすいメリットもあります。

まとめ:Blueskyの運営は大丈夫そう?

Blueskyは、分散型の仕組みや広告なしの方針で多くのユーザーに支持されています。

ただし、以下の課題が今後の運営に影響するかもしれません。

  • サーバー増強に必要な費用をどう確保するか。
  • 有料サービスの導入がどれだけ成功するか。
  • 投資家からの資金が長期的に続くか。

これらを上手くクリアできれば、Blueskyは広告に依存しない「新しいSNSの形」を確立できる可能性が高いでしょう。

分散型SNSはMastodonがひっそりと継続していることから、中央集約とは違って、運営自体にかかる費用はかなり抑えられているのだろうと予想はできます。

あとはユーザーの維持と、どう収益化を図っていくかが、今後の課題となりそうですね。

今後の動向にも注目です!

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