激辛チャレンジとかあるじゃないですか。
あれ……汗だらっだらで食べる人が多いだろうけど、中には真顔で汗もかかずに食べる人もいるじゃないですか。
この違いって何だろう?と、思ったわけですよ。
調べてみたら、辛味の耐性は生まれつき備わっているタイプもいるとわかりました。
また、辛い食べ物が好きすぎる人ほど、脳内麻薬のエンドルフィンで気持ちよくなっているMなこともわかりました。
この記事では、これらの事実について簡単にまとめています。
ドMを相方に探している方は、ぜひ最後まで読んでいってください。
辛味に強い人と弱い人が何が違うのか
辛味に強い人は、感覚受容体が鈍感らしい。
感覚受容体とは、ざっくりいえば外部からの刺激を受け取る感覚器のことで、皮膚が温度を感じて暑い寒いと判断することをいいます。
これとは別に、辛味を刺激として楽しむタイプもいます。
世の中には「痛み=快楽」な人もいますよね?
俗にドMと呼ばれている方々がそれなんですが、辛い食べ物を美味しいといっている人は、ワンチャン「辛い→痛い→気持ちいい!」とエクスタシー状態な可能性もあります。
激辛な食べ物を食べている時は、内臓が「痛ぇって!」と叫んでいるはずなんです。
辛味に強い人は、その信号を「痛いけど気持ちいい」に変換しているか、鈍感すぎて痛覚ゼロのどっちかだと思われます。
この話題について、いろいろな人の意見を知りたい方は、下のまとめ記事を一読してください。
辛いのが苦手な人は「ふつう」の人
逆に、辛味が苦手な人は感覚受容体が敏感です。
苦手な人にも度合いはありますよね。
キムチでもうダメとか、中辛のカレーになるとダメとか、辛味の耐性は人によって違います。
この違いはなんなのか━━。
実は「慣れ」なんですよね。
感覚受容体が敏感すぎるほど、辛味を痛いと判断して、「これは危険な食べ物だ!」と頭が理解して回避するのは、動物に備わった防衛本能です。
辛い食べ物を勧められて、初めて口にした時を思い出してください。
最初は「刺すような痛み」を感じたのに、これは食べ物だよと教えられているから、そのうち「あれ?これ食べれるし美味いやん?」となったことはないですか?
本能的にはすぐ吐き出したい食べ物でも、食べれる物だとわかっているから、食べ続けることができるわけです。
これを繰り返すうち、口にしても痛みを危険と感じなくなり、辛さに慣れていくわけです。
- 感覚受容体が鈍感か敏感かの違い
- 辛味に強い人はM気質がある
- 辛味に弱い人はノーマル(であってほしい)
激辛に強い人の「辛いけど美味い」は信じていいのだろうか
激辛に強い人は、辛さを痛みから気持ちいいに変換している疑惑があります。
激辛料理はよく「辛いけど美味い」━━と評されることが多いわけですが、ここまでの話を聞いてみて、こう思った人がいると思います。
本当に食べ物として美味しいのだろうか……?
もしかして、気持ちいいことを美味しいと判断してるんじゃないかと。
その考えはあながち間違ってなく、感覚が鈍感だと味覚障害の可能性もあります。
濃い味が好きな人の中でも、周りがドン引くほどソースをかけたり、唐辛子をドバドバしたりする人がいますよね。
濃い(強い)味付けは”刺激”ですから、濃いめが好きな人もそうなのかもしれません。
まあ味覚は人それぞれなので、辛いけど美味いかどうかの判断は、信頼に足る食レポやレビューを参照したほうが身のためかと思います。
ただ辛いだけって食べ物もありますからね。
市販の食べ物で辛さ耐性チェックをするなら
話題になった辛い食べ物があった時、「辛さの指標」が欲しいと思いませんか?
明確な指標はないものの、市販の食べ物で「辛さの段階チェック」は可能です。
辛い食べ物が苦手がどうか
- キムチ
- カレー(甘辛、中辛)
- タバスコ1滴を舐めてみる
ここで舌がピリッとして「無理」と感じる人もいます。
もしそうなら今後……辛い食べ物は避けたほうがいいかもしれません。
世にいう「辛旨い」立ち止まるレベル
- 蒙古タンメン中本
- カレー(辛口)
- カラムーチョなどの唐辛子スナック
この辺りから誰でも舌がヒリヒリする程度に。
辛いけど美味い、だから食べれる……系が多く、ここで無理をして食べる程度なら、激辛レベルに挑むのは無理でしょう。
激辛もイケるレベル
- 暴君ハバネロ
- ペヤング激辛やきそば
- 韓国の辛いラーメン
激辛レベルはハバネロを使ったものが多くなり、痛みの質もこれまでと違います。
感覚が敏感な人は、食べ物の匂いや湯気で痛みを感じることもあります。
辛味が苦手なのにパートナーが激辛好きすぎ人間だと、別れを考えたほうがいいかもしれません。
もう感覚終わってるレベル
- キャロライナ・リーパー
- デスソース
- 激辛チャレンジ用のメニュー
世界一辛い唐菓子を筆頭に、ふつうの人間なら辛味の痛覚でショック死しかねない領域。
「ついて来れるか……」といわれても、行かなくていいです。
辛さに慣れる目的なら「けっこう辛い」を食べ続ける
もし辛さに耐性をつけたいなら、汗だく涙目にならない程度の辛さを食べ続けて、体に耐性をつけさせるトレーニングが必要です。
……とはいえ、体に負担をしいていることは確か。
日本人は古来からスパイスと無縁だったので、辛味に弱い傾向があります。
東南アジアやお隣の韓国は、辛い食べ物やスパイスが文化ですので、小さい頃から親しんでいるから、世界でも辛味に慣れすぎている人が多いです。
外国人と結婚した時、よく「味覚」で喧嘩する話題がありますね。
特にスパイスは向き不向きがあります。
辛すぎる物は体調を悪くする可能性もあるので、食べ物の味覚で相容れない場合は、付き合い方を見直したほうがいいと思います。
まとめ:激辛料理探訪はひょっとしてドM探しに使える?
そんなわけで、辛味に強い人はドM気質がある?━━な話題でした。
辛旨いという表現には注意が必要です。
辛味の痛さを「美味い」と感じている人もいますが、本当に美味しい辛口料理もあるので、美味いかどうかを判断するのは、あなたが口に入れるまでわかりません。
医学的には、辛味好きほど「痛み=快感」に捉えている節があるようです。
自己紹介で「辛い食べ物が好きです!」と迂闊にいうと、ドS気質からロックオンされる可能性もあるので注意してください。
みたいな方は、積極的に激辛好きアピールをしていると、もしかしたら運命の相手に出会えるかもしれません。
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