PCの置き場所って地味に悩みませんか?
だいたいの人が足元に置くと思います。
机の上だと作業スペースが狭くなるし、音がダイレクトに来るからうるさく感じます。
だからといって、机の下がベストプラクティスってわけじゃないかもしれません。
本記事では、PCを机の上に置くか下に置くかで、メリットとデメリットをまとめてみました。
あなたが今、「どっちが正解なんだろう?」と悩んでいるのであれば、救いになると幸いです。
PCを机の上に置くメリット
- アクセス性が高い
- ホコリがたまりにくい
- インテリアとして映える
PCを机の上に置くメリットは、「映え」が一番だと思います。
ケースがガラスで中身が見えるタイプもあれば、ゲーミング的に光るタイプもあります。
作業スペースを写真や映像で紹介するさいは、これらの映え要素があると、格好いいなぁ可愛いなぁといったリアクションを貰えることは間違いないでしょう。
あと大事なのは、メンテナンスの手間を減らせること。
机の上は下よりもホコリが少ないため、ケースが吸い込んでも”下よりマシ”です。
アクセス性が高いに関しては……人によりますね。
PC本体に周辺機器を抜き差しすることが頻繁にあるならアリですけど、延長ケーブルなり外付けアダプターを用意するなり無線化したほうが便利です。
見逃せないデメリットは?
- デスクスペースが狭くなる
- 騒音が耳やマイクに近い
- 重量、安定性への配慮が必要
PCを机に置くデメリットは、デスク上のスペースが狭くなることが大きい。
市販されている物にタワー型ケースを置いて、モニターを添えればスペースが終わってしまいます。
それを上回る広さのデスクを選べば話は変わるけど、モニターを複数使いたい場合、モニターアームの邪魔になる可能性も捨てきれません。
机の上を広々と使いたい場合は、PCを下に置いたほうが無難です。
あと、通話や配信に騒音(ノイズ)が乗りやすいデメリットもあります。
特に集音型マイクや高性能な物になると、ノイズの発生源が近いほど音を拾うし、どちらも机の上に置くと振動でハウリングする可能性もあります。
音質にクオリティを求めるなら、マイクから離すほうがいいので、机の下が安定ですね。
あれ?机の上に置くメリットほとんどなくない?
こうしてまとめてみると、机の上にPCを置くメリットが弱いと感じます。
オフィスワークならスリム型タワーを採用し、机の上ギッチギチな作業スペースにもしますけど、作業をするならゆとりあるほうが効率は良いですよね。
机の上に選択は、PCで使う物だけを置くミニマリスト向けかと思います。
例えばキーボードとマウスだけなら、大して作業の邪魔にならないけど、スマホやゲーム機だったり、読む本を置いたりするだけでもう……スペースが終わりますよね。
余計な物は極力置かないクセがあるとか、別に置く場所を設けているなら、PCを机の上に置く選択もありじゃないかなと感じます。
PCを机の下に置くメリット
- デスク上の作業スペースを広く使える
- 騒音を低減しやすい
- 見た目がスッキリ
PCを机の下に置くメリットは、デスク上を広く使えることです。
「広く使える=快適!」になるので作業効率はアップするし、ゲーマーならマウスも動かし放題になるので、振り向きにも強くなります。
モニターアームを使えば、モニター下のスペースも使えるようになるので、もっと広くできますよ。
PCの出す騒音については、負荷をかける作業(動画編集・ドローイング・ゲームなど)を頻繁にするとか、高スペックなほど排熱でファンが回りやすいため、音が気になる人もいるでしょう。
静音化にも限界があるので、PC本体と自身をなるべく離すとか、遮音シートや仕切り板で切り離す方法もあります。
見逃せないデメリットは?
- 排熱が足元にこもりやすい
- ホコリを吸い込みやすい
- 操作がしにくい
大きなデメリットは「排熱がこもりやすい」「ホコリを吸い込みやすい」の2つ。
冬なら排熱はありがたいのですが、夏は室温も湿度も高くなり排熱ファンも大回転するため、ハイスペックなほど不快指数が上がりやすくなります。
ファンの静音化は限界があるし、水冷化も室温が高ければ効果が薄い……。
どちらも解決するなら、ファンも必要ない「液に浸すPC」を選ぶこともできますが、揮発する水を継ぎ足すだけで1日数万飛ぶらしいので、現実的じゃありません。
床に置くとホコリもたまりやすいため、PCが吸い込む機会も増えるから、内部のファンを掃除しなさすぎると、熱暴走のリスクが増えます。
これは定期的(季節ごと)に掃除をするなら大丈夫です。
もしケースの開け方もわからないとか、自分でするのが面倒なら、業者に頼むこともできます。
参考程度に「ドスパラ」のリンクを載せますが、けっこう良心的な価格だなと思いました。
PCは机の下に置く人が多いだろうけど…
机の下に置くのは、作業スペースの確保がしやすいし、もっとも一般的な選択ですよね。
ただ、地味に困るポイントがあります。
本体から周辺機器(特にモニター)まで距離が出てしまうから、ケーブル類が届かない問題が発生しやすいんですよね。
まあ長いケーブルを買えば済む話ですし、無線接続も増えてきたので、昔より今は困ることも少なくなりました。
オーディオ関連は有線接続のほうが安定するため、録音することが多いなら、PCと機器の位置関係はベストを求めたほうがいいでしょう。
まとめ:PCを置く場所は、PCで何をするかで優先する
ここまで、PCを机の上に置くか、下に置くかのメリット・デメリットをまとめました。
どちらも相反する感じで、誰にでも適応する「ベスト」は存在しないと思います。
あなたがPCで主に何をするかで、置く位置は自然に決まるでしょう。
デスクが小さければ、モニターの邪魔で上には置けないし、広ければ上でもいいけどうるさいから下って人も居るはずです。
周辺機器のケーブル短すぎ問題があって、延長するほどでもないなら、机の上に来ることが多いと思います。
そんなわけでPCを置く場所は、「人と環境によってベストが存在する」が正解だと結論づけます。
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