PCパーツ、特にメモリの価格高騰が止まらない。
2025年比で約2倍とも噂されるこの状況。「食品の値上げが〜」なんてレベルじゃない。PCゲーマーやクリエイターにとっては、まさに死活問題だ。
今、手持ちのPCが壊れたらどうなるか。 同じスペックを買い直すだけで、倍近いコストがかかるかもしれない。
冗談じゃない。「壊れたら買い替え」なんて気軽に言える時代は終わった。 今我々に必要なのは、**「いかにPCを壊さず、この高騰期をやり過ごすか」**という生存戦略だ。
2026年のPC価格はなぜ「エグい」のか
結論から言えば、AI需要によるメモリ不足が深刻だからだ。
データセンター向けのHBM(広帯域メモリ)に生産ラインが割かれ、我々が使うDDR5メモリの供給が絞られている。需給バランスが崩壊し、価格は青天井。 2025年末の在庫処分セールで買っておけば……と嘆いても後の祭りだ。
この価格高騰は、少なくとも2027年頃まで続くと予測されている。つまり、あと2年は今のPCに**「生き延びて」**もらわなきゃならない。
延命の鉄則:徹底的な「負荷回避」
PCを長持ちさせる方法はシンプルだ。負荷を与えないこと。これに尽きる。
1. 「熱」と「書き込み」を減らす
PCパーツ、特にSSDやメモリの寿命を縮める最大の要因は「熱」と「データアクセスの頻度」だ。
- ガリガリとストレージに書き込む動画編集
- 常に高負荷をかけ続ける最新3Dゲーム
- バックグラウンドで走り続ける謎のツール
これらは全て、PCの寿命を削る行為だ。 「ゲーミングPCなんだからゲームして何が悪い」と言いたい気持ちは痛いほどわかる。だが、今は戦時中(価格的な意味で)だ。
2. 無駄な稼働を見直す
24時間つけっぱなしにしていないか? 使わないときはスリープではなくシャットダウンする。これだけで通電時間は減り、熱ダメージのリスクも下がる。 「寿命=稼働時間」と考えれば、休ませることは延命そのものだ。
もし壊れたら?「レンタル」という選択肢
それでも形あるものはいつか壊れる。 万が一、この高騰期にメインPCが逝ってしまったらどうするか。
新品を買う? 倍の値段で? そこで提案したいのが**「PCレンタル」**という選択肢だ。
買うより「借りる」が得な2年間
PCレンタル市場は今、熱い(かもしれない)。 法人向けがメインだが、個人向けサービスも充実してきている。
例えば、2年間だけレンタルで凌ぐとしよう。 2028年にはメモリ価格が落ち着き、適正価格で最新スペックが買えるようになっている……というシナリオに賭けるのだ。
損益分岐点を考える
月額数千円〜1万円程度のレンタル料と、今新品を買った場合の下落リスク(高値掴み)を天秤にかける。 サブスクなら不要になれば即解約できるし、リースならそのまま買い取る道もある。 「所有」にこだわらず、「機能」だけをこの2年間借りる。 この柔軟性が、乱高下する相場を生き抜くカギになるかもしれない。
まとめ:今は「守り」のターンだ
2026年のPC市場は、買い手にとって完全に冬の時代だ。 だが、明けない夜はない。
DDR5の増産体制が整うまで、あと数年の辛抱だ。 それまでは、愛機をいたわり、負荷を避け、もしもの時はレンタルで凌ぐ。
この「守りの戦略」こそが、賢いPCユーザーの最適解だと私は思う。 今は耐えろ。そして、来るべき「買い場」で笑おうじゃないか。