使っているウェブブラウザの変遷

ウェブブラウザのユーザーシェアを長年9割ほど独占しているChromeが、ここ最近のAIラッシュに乗り遅れて、じわじわユーザーを減らしていっているそうな。

特にそうは思わない。

ウェブブラウザって、ひとつで欲しい機能すべてを実現しているモノはない。複数のいいところを使わいわけて棲み分けるのがいいんじゃないかと思っている。

そんなわけで、私が今まで付き合ってきたウェブブラウザを所感含めてまとめてみました。

目次

さししのウェブブラウザ遍歴

ネットサーフィンにウェブブラウザは欠かせない存在のため、恋人といっても差し支えはないかもしれない。むしろ恋人以上のパートナーであり、体の一部といえる。

私はWin98SEあたりでインターネットを知り、これまで20年そこそこの人生を過ごしている。

その中で触れてきたのはこれら。

ウェブブラウザ遍歴
  • Internet Explorer
  • Sleipnir
  • Opera
  • Firefox
  • Chrome
  • Iron
  • Edge

実際はもっとウェブブラウザは無数にあるし、試験的にいろいろと触ってはいる。

お試し数秒で脱落せず、「数日は使ったことがある」の実績があるのがこいつ達。

IE━━伝説のアイドルIEちゃん(Internet Explorer)

IEちゃんはオッサン達にとって国民的アイドルみたいな存在。

20年代からPCなりスマホを始めた人にとっては「誰?」となるが、平成初期の伝説的アイドルみたいなものだよって紹介してもいいし、教科書で骨董品ぶりがわかると思うよと伝えたいレベル。

ま~とにかく古参アプリで思い出は絶えない。

ブラクラ踏んだりフラッシュみたり、ウェブサイトを作成したり閲覧したり、インターネットの間口がどんどん広がっている感じが良かった。

……ほんの5年くらい前までは、行政サービスにアクセスするため、無理やりIEを使わせる極悪非道な使われ方をしていたりした。現在はそれも聞かなくなったし、伝説もアーカイブされちゃった感じがする。

Sleipnir━━ぷにるの早すぎた登場

地味に国産ブラウザ。なんだかんだで20年近くの歴史がある古参。

当時としては珍しいタブブラウザの走りで、シンプルかつ高機能で申し分ない作りだった。

━━ただひとつ惜しいのは、まだ時代が追いついてなかったこと。

現在は物理メモリに1TB積むのも珍しくないけど、ぷにる登場時はメモリ8GBあればスーパーなレベルだったし、CPUもようやくデュアルが一般化したくらいの頃。

タブを複数開けるのがメリットなのに、PCスペックの低さで多くは開けないし、モニタ解像度も狭くて分割画面表示もイマイチ……と、出来るはずの要求にPCが追いついてなかったような感じ。

今のPCなら問題なく複数タブ開いて問題ないけど、もうChromeでイイナァとなってしまう悲しみ。

Opera━━目立たず、ふつうの存在

Operaは昔から、メインよりもサブで使っている人が多いはず。

特にスゴイわけでも、めちゃくちゃ使いづらいわけでもない。……ふつーなんですよ。良くも悪くもフツーだけど、ブクマの使い勝手はトップクラスで、ニュースサイト巡回にはめちゃ向いているタイプ。

最近はマルチメディアがかなり強化されて驚いた。

Firefox━━ガバセキュでもブクマが使いやすい

初版は2002年9月と古参のウェブブラウザ。わりと登場したばかりの頃から使用しており、長い間サブとして活躍中。

その理由は、ブックマークをサイドバーでドラッグ&ドロップで楽に整理できるから

他のブラウザはマネージャーを呼び出したり、文字やフォルダ編集が文字なりコマンド処理する必要があったりで面倒なモノが多かった。火狐は閲覧中のサイトをタブから引っ張ってサイドバー上のブクマに移動したり、フォルダ作成してマウスでスイッと移動して整理するのがクッソ楽。

まあ最近は固定サイトを見続けるより、KW検索でサイト巡りをすることのほうが多くなっているので、ブクマの重要性も10年代よりは薄い。

Chrome━━世界的知名度をもつビッグスター

登場時は使いづらかったものの、PCスペックが追いつき、Google検索が「ググれ」と呼ばれるほどの立ち位置になった頃から、ベストなウェブブラウザになっていった存在。

今となってはパスワード管理もスマホと連携してくれるから、サービス認証するための重要な中継点としての存在がデカイ。

ちなみに「Iron」はChromeの開発者向けバージョンで、余計な機能が落とされているから、低スペ向けだったりする。

Edge━━太陽に隠れた恒星

BingAIがリリースされたことで今更の脚光を浴びる。

ベースがChromiumだからChromeと何ら変わりはなく、特別優れているポイントがなかった。それ故に、BingAIが組み込まれたことでウェブブラウザシェアで一歩前に踏み出した感じがする。

モバイル版と連携するまでもないのが残念なところ。

最大のネックは、基本の検索エンジンが「Bing」なところ。Googleと比べればマジでザコい。

現在使用しているウェブブラウザ達

今のところメインは「Chrome」。サブに「Edge」「Firefox」を使っている。

最近は「Opera」がかなり使いやすいな~と気づいて、Edgeくんが一番どうでもいい存在になりつつあるのはナイショ。

安定のChromeはぶっ壊れたら死にたくなるレベル

ほぼ全てのウェブサービスや公的サービスなり銀行などキャッシュ系の登録・認証を管理しているため、パスワードのキーチェーンに飛ばれると◯ぬ恐れがあるかもしれない。

だからこそ、余計なウイルスを踏まないためにも一切のエロ要素を禁止している。

他にはニュースなり日常巡回のネトサをしている程度。

最大のメリットは、ユーザーデーターがGoogleアカウントに記録されるため、OS再インストールとか急な故障でサルベージできない時でも、新規インストールしてログインすれば環境が復帰してくれるところ。

Edgeはブラウザゲーログイン部門とSNSチェック

ブラウザゲーは以前「Iron」を使っていたけど、PCスペックが向上したことで、機能制限してないブラウザでも大丈夫になったから、Edgeを使っている。

BIngAIは完全なるラッキー事案。けれども、元々BIngがクロールしているサーチエンジンとしての能力がUNKすぎたことを思い知り、ChatGPTに課金したほうがマシと気づいてしまう。

YouTube視聴と資料探しはFirefoxで

ガバセキュリティの火狐くんは、セキュリティに影響しない分野で使えば優秀なワケ。

拡張機能にエグい性能の物が多く、広告ブロッカーはお世話になっている。ブラウザとして老舗なこともあり、ウェブサイトを見ることに長けているのが今でも好き。

ウェブブラウザのベストは時代と共に変わっていく

あらためて振り返ると、20年で大きく様変わりしたのは技術でしょうね。

PCスペックはもちろん、ネット速度も64kbpsから100Mbps~10Gbpsまでになって、解像度やリフレッシュレートも向上していき、ネットサーフィンも全体的に高速化された。

ただまあ、文字と画像で伝える手法に変化はないので、ウェブブラウザに大きな変化は訪れていない。最適化はされているけど。

「ウェブブラウザ◯選!」でくくると、本記事で紹介したのが大抵出てくるはず。

これ以外にもスマホだけにあるアプリもあるし、Appleの「Safari」もWinで使えたりするので、あなたのベストなウェブブラウザを探しつつ、作業を捗らせる組み合わせを模索するのも楽しいかと想います

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